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少年サッカーチームは、監督を誰がやるのかという問題が起きた時、
それを解決するのに大きく分けて二通りあります。

ひとつは外部の専門家、又はOBにお願いする方法。
もうひとつは、手っ取り早く、お父さんの中から選出する方法です。
どちらにも一長一短があります。

私のチームは、何年か前までは、前者でしたが、最近では後者でやっています。
どちらも経験したうえで言えることは、出来れば、前者が良いと個人的に思います。

なぜなら、チームに子供がいるということは、必然的に妻とママさんとの繋がりがあり、
監督という中立を保たなければならない立場にある者にとって、いろいろ耳にしたくないことが
入ってくるからです。

自分が聞いて嫌だと思うことは、自分だけで我慢していれば良いことですが、
組織の中にいる以上、少なからず、大切な伴侶にも届いてしまうものです。

自分の子を出す出さないという単純なことから、誰々だけ特別扱いしているとか、
うちの子よりあの子のほうが叱られて当然だとか、なぜあの時にあのような采配をとったのか?とか。
数え挙げればキリがありません。

これが、OBや外部の方のような第三者に頼んだ場合なら、言って良いこと、悪いことは、
きちんと弁(わきま)えられるのですから、人間とは不思議なものです。あせあせ (飛び散る汗)

話が逸れましたが、ここで書きたい大切なこととは、チームとして、どちらがうまく行くのか?ということです。
もっと細かく言うなら、自分の子にとってどちらが良いか?ということです。

私は、どちらも受け身で経験し、そして、実際に自分の子が在籍しない学年の監督も務めました。
その上で言わせて貰えば、自分の子が在籍しない監督の方が、格段にやりやすかったです。

悪口も時には耳に入ってきましたが、自分の子以上に、子供達を可愛がっていましたから、
ママさんや父兄も言いたい言葉があったでしょうが、その真摯な姿に感銘したかはわかりませんが、
言いたい言葉を呑んでくれた、胸にしまってくれたのだと心から感謝しています。

あの時に、ああだこうだと耳に入ってきたなら、長くは続かなかったと思いますし、
自分の信念を曲げてまで子供に接することは、真っ白で純真な小さな子供たちに
真摯に向き合わなくてはならない立場にある人間として指導などする資格はなかったでしょう。

監督に関わらず、純真で真っ白な子供たちの心に正面から向き合える資格があるのは、
自分が子供だった頃、大人が偉大で怖かったと感じたあのころに帰ることの出来る
純粋な気持ちを持った大人でなくてはならないと思います。

チームを良い方向に引っ張って行くために、監督は努力します。
それを横からチャチャを入れる大人がいたらうまく行くものも行かなくなっていきます。
大変なことを頼んでいるのですから、フォローや労いの気持ちを持って接して欲しいと思います。

ただ、これが同じ同学年の子供がいる保護者が監督だとすると、ここに「感情」というものが
入ってきてしまいます。今更ながら人間とはそういう生き物なのです。

自分の子にとってはどうでしょう。子供の立場に立ってみましょう。
監督の子ということで、特別に見られる可能性があります。

他の子が遊んでいても一緒に遊んでなどいられないでしょう。
模範とならなければ、他の子の統率がとれないかもしれません。

監督の子だって出来ないじゃん。監督の子が遊んでいるのになんで自分が
叱られるの? 監督の子だってリフティング出来ないよ。

監督の子だからいつも試合に出られていいよね。
監督の子だというだけで、そんなプレッシャーに晒される可能性があります。

なんといっても子供はのびのびと育てるのが一番です。
特にスポーツなら尚更です。がんじがらめの中でやらせるスポーツなど、
良い選手が育つハズがありません。

奥さんにとっても忍耐力がいることです。それなりに人間が出来ていれば割り切れるかも知れませんが、
普通のかわいい奥さんが、そんな器用なことが出来るのは稀です。

お父さんが監督というのは、傍から見たらかっこよさそうですが、実は家族にとっては
かなりの負担を強いられるのです。ある意味、自営業と一緒です。

以上の事から、監督は保護者が行なうのが手っ取り早くて簡単ですが、
出来るなら違う学年の有資格者か、OBの方で快く引き受けて下さる方に頼んだ方が
チームも保護者も万事うまく行くものと思います。

監督がやりやすいチームが、結果的に自分の子や、チームを伸ばして行ってくれると思います。
そして、余計な揉め事も無くなり、子供が、ストレートにサッカーだけに打ち込んでくれるものと思います。

周りの大人も悩まずにサポートだけに徹することが出来ます。

 

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Last modified: February 08 2014

 

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