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被害者の著書
『「ごめん」で済むなら警察はいらない ~冤罪の「真犯人」は誰なのか~』 桂書房

「ごめん」で済むなら警察はいらない―冤罪の「真犯人」は誰なのか?

「ごめん」で済むなら警察はいらない―冤罪の「真犯人」は誰なのか?書籍

価格¥ 1,404

クリエーター柳原 浩

発行桂書房

発売日2009-08

カテゴリー単行本

ページ数230

ISBN4903351750

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ひとりの人間の未来をボロボロにしてしまう冤罪事件。
富山県警はじめ、富山地検は重大なミスを犯したにも関わらず、
誰一人として処罰されていない。
こんなことがあっていいはずがない。

一般市民となんの違いがあるのか。警察や検察は神様だとでもいうのか。
一番の責任者であろう、当時の取調官(県警捜査一課・長能善揚警部補)
も裁判所の証人尋問に呼ばれた際、(柳原さん曰く)「全く本当のことを言わず、嘘八百並べ自分の罪を認めようとしなかった」

容疑者の靴のサイズが24.5センチ、現場に残された靴跡は28センチ。
靴跡に星のマーク。容疑者は星のマークの靴は持ってない。
重要なアリバイとしてあげた「犯行時刻に自宅から姉に掛けた電話記録」さえ
無視したのだ。
いわゆる「でっち上げ」をこの取調官(長能善揚警部補)は公然と行ったのだ。

調書の内容で被害者宅の見取り図にしても取調官の証言では容疑者の書いたものを
清書したというが、容疑者として取り調べを受けた柳原さんは
「取調官が後ろから右手を押さえ、すでに下書きしてあったものをなぞらされた」と
証言している。取調官の証言と完全に矛盾しているのだ。

富山県警は警察として恥ずかしくないのか。(氷見署)
身内が可愛いのか?(身内に甘い警察の体質)
身内を処分すれば、数珠つなぎで責任が及ぶとでも恐れているのか。

捜査に関わった全ての人間が裏で真実を言わないように口裏を合わせているとしか
受け止められかねない。権力という名の暴力である。
組織で弱い個人を虐めるなら暴力団と同じである。

柳原さんの著書の題名にもあるように
「『ごめん』で済むなら警察はいらない」のだ。
私の県でも冤罪ではないが何年か前に県警が問題を起こしている。
初期発動を怠ったために一人の少年が殺害されたというものだ。

この富山県警の冤罪事件を単純に「警察のミスです。申し訳ありませんでした」
で終わらせてはならない。
最終的に服役させてしまった裁判所の裁判管の罪も重い。
『疑わしきは罰せず』という基本を忘れてはいないだろうか。

増してや、警察は裏付け捜査も怠り、職務を怠慢したばかりか、事実を隠し、
重要な調書をねつ造しているのである。

きちんと関係者を厳しく処分し、法治国家としての自浄能力を発動しなければ、
警察も検察も裁判所も信用など出来ない。

人間の体に例えれば、この事件に関わった警察官、特に取調官、検察官、裁判官、
そして国選弁護人は「ガン」なのである。
すぐに手術して除去しなければ、益々拡大して最終的には手遅れになってしまうのだ。

躊躇せず、即刻逮捕して公務員法に則り処罰して刑に服させ過ちを反省させなければ、
このような冤罪事件は今後も繰り返されるだろう。
他の方も書かれているように、国民が声を上げなければ、なくならない。
他人事だと呑気にしていてはならないのだ。

【2007年3月5日『朝日新聞』】
男性は(県警や富山地検が関係者を)「処分しないと聞いたときは腹が立った。
処分がないというのは、『間違った取り調べをしていない』と僕に対して言っているのと同じ」と話した。
県警の謝罪に対して「失った期間は戻って来ない」と答えたという。

【2007年5月28日『朝日新聞』】
「取調官恨まぬ」 の調書作成を検察が強要
富山強姦冤罪事件
強姦事件などで逮捕され、実刑判決を受けた富山県内の男性(39)が
服役後に冤罪とわかった 問題で、男性は28日、朝日新聞の取材に対し、
「冤罪発覚後に富山地検の検察官の聴取を受け、
『捜査を担当した県警の取調官と検察官を恨まない』とする調書をとられた」と話した。
男性の弁護団は「検察の意図がわからない」と話す。
地検は同日午前までコメントしていない。
男性によると、冤罪発覚から数日たった1月下旬、地検に呼ばれ、
検察官とほか1人から聴取を受けた。
検察官から「当時の県警の取調官と検察官を恨んでいますか」と質問され、
「恨んで いません」と答えた。
さらに、「(再審)公判で無罪を証明するための調書」との説明を受けた調書に指印、
署名をしたという。
男性によると、「そりゃあ、恨んでいる」と思いながらも、2対1での聴取に威圧感を感じたためという。
弁護団長の藤井輝明弁護士は「これが明らかになればかえって問題が複雑になるのでは」と話した。

 

富山冤罪国家賠償訴訟を支える会

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Last modified: February 16 2015

 

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